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小笠原ニュース:2005年10月

2005年 10月 28日(金)

小笠原空港に洲崎候補地

小笠原空港 候補地に父島『洲崎』浮上

石原慎太郎東京都知事が打ち出した小笠原諸島の
空港建設候補地に、父島の「洲崎」地区が
浮上したことが二十七日、分かった。
小笠原空港をめぐっては、二〇〇一年に石原知事が
環境保護などを理由に同島の「時雨(しぐれ)山」
周辺での計画を中止し、次世代超高速船
「テクノスーパーライナー」(TSL)の導入を決めた
経緯がある。しかし、原油高による燃料費の高騰で、
都は今月、TSLを断念、石原知事が空港建設を
再考すると表明していた。 

洲崎地区は、父島中部から西に突き出した
岬の付け根に位置する。戦時中に軍部が浅瀬を
埋め立てて空港を建設した場所で、現在は
採石場や残土捨て場があるほか、
六百-七百メートルの空港跡地が
自動車教習コースとして利用されている。

都は採算面を考慮しジェット機の使用を想定。
百数十人乗りのジェット機が離着陸する
伊豆諸島の大島や、八丈島空港と同じ
千八百メートル級の滑走路か、数十人乗りの
ジェット機の就航を前提に、
千二百-千五百メートル級の滑走路を
一部桟橋方式で建設する可能性を検討するとみられる。

洲崎地区での建設案は一九九九年十一月、
国の「小笠原諸島振興開発審議会」で、都の担当者が報告。

「洲崎の陸地でとれる滑走路は六百メートルが
精いっぱい。仮に(小型の)コミューター機でも
二百メートル以上海域に滑走路を延長する必要があり、
桟橋方式でも(環境への)影響は避けられない。
建設費や維持費も膨大で、多くの問題がある」などと、
時雨山周辺での建設を決めた経緯を説明していた。

石原知事は今月十九日、「環境を守りながら、
大島や八丈島のような程度の空港は造りうる」と話し、
翌二十日も「卓抜したアイデアがある。
環境省も説得できるのでは」などと、
新空港建設に自信を見せていた。

また今年六月には、「TSLがつまずいたときのことも考え、
昔の案をもう一回ウオームアップされるべきかな、
という感じはする」と述べ、小笠原空港案の“復活”の
可能性に言及していた。

東京新聞 2005年10月28日


2005年 10月 19日(水)

都知事TSL困難で空港言及

都知事、高速船就航困難で父島への空港建設に言及

超高速旅客船テクノスーパーライナー(TSL)の
小笠原航路(東京―父島)就航が困難となった問題で、
東京都の石原慎太郎知事は19日、
「(就航を)あきらめざるを得ないならば、環境を守り
環境省とも話をしながら、第3種空港つまり大島や
八丈島のような程度の空港は造り得ると思う」
などと述べた。都内で記者団の質問に答えた。

石原知事は空港建設について
「それをしないと、地元の人も不安ですし、こうなって
みるともう一回案をひねって考えねばならない」
と話した。〔共同〕 (14:00)

日本経済新聞


2005年 10月 18日(火)

東京都TSL断念正式発表

国策の超高速船TSL、都が小笠原航路断念を正式発表

国策で進められてきた超高速船「テクノスーパーライナー」
(TSL)計画が頓挫している問題で、東京都は18日、
同船の東京―小笠原航路に財政支援しない方針を
正式に表明した。都議会総務委員会で
「毎年20億円の赤字が見込まれ、公的支援の限度を超える」
と答えた。都の支援断念で、TSLの同航路への就航見送りは
決定的になった。

東京―父島を16時間で結ぶTSL就航をめぐっては、
運航会社の小笠原海運(本社・東京)が今年6月、
船主のテクノ・シーウェイズ(同)に対し、
「国と都の支援がない限り運航は不可能」として、
船のリース契約の解除を通告した。
国土交通省と都が支援策を協議してきたが、
合意に至らなかったという。

この日の委員会で都は、原油価格が高騰しているうえ、
TSLは現在の定期船の約3倍の燃料がかかり、
波を乗り越える能力も低いことから就航率は下がり、
赤字が継続すると説明。
「かえって小笠原航路の長期安定的な運航を危うくし、
村民の生活に重大な支障を生じかねない」とした。

TSLは、国内やアジア各地の主要港を結ぶ新交通をめざし、
99年、当時の小渕首相(故人)がミレニアムプロジェクト
として決定、第1弾として小笠原航路が選ばれた。
船は三井造船が約115億円かけて建造し、
すでに完成している。資金はテクノ社が民間銀行や
日本政策投資銀行から借り入れ、国交省関係の
独立行政法人「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」が
債務保証。リース料で返済する計画になっている。

2005年10月18日21時33分 朝日新聞

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超高速船の就航は「困難」 小笠原航路、東京都が答弁

超高速旅客船テクノスーパーライナー(TSL)の
小笠原航路(東京-父島)の就航について、東京都は
18日の都議会で、「実現は非常に困難」
(清宮真知子・多摩島しょ振興担当部長)との認識を示した。

小笠原航路の運航を予定していた小笠原海運(東京)が、
原油価格の高騰で年間約20億円の赤字が見込まれることを
理由に、今秋に予定していた就航を見送った。
このため、国土交通省は小笠原海運に対し運航費用の
一部補助を概算要求に盛り込んでおり、東京都の判断が
注目されていた。

困難な理由として清宮部長は、赤字額が大きく公的な支援の
限度を超えている点などを挙げた。補助するかどうかは、
明言しなかった。

10月18日21時50分 中国新聞


台風20号の影響でダイヤ変更

10/18 台風20号の影響により、おがさわら丸の運航予定が変更

  [変更前] 10/19 10:00 東京発 ⇒ [変更後] 10/20 10:00 東京発
                     ※10/23 19:20 父島発に変更なし



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