国交省 航空路検討急ぐ方針
国交省、小笠原に航空路整備を検討 超高速船断念で
超高速旅客船テクノスーパーライナー(TSL)の
東京―小笠原諸島間の就航が燃料費高騰で
断念されたことを受け、国土交通省は小笠原諸島
振興開発基本方針を変更し、航空路整備の検討を
急ぐ方針を決めた。23日付の官報で告示する。
これを受けて東京都は今秋にも小笠原諸島の
振興開発計画を変更する。
04年5月の現行基本方針はTSL就航を前提として
いたため、関連の記述を削除し、航空路については
「幅広く検討を進める」という従来の記述に加え、
「高速交通アクセス手段の確保は喫緊の課題」
「関係者間の円滑な合意形成を図る」との文言を盛り込む。
朝日新聞 2006年05月23日06時40分