年末年始 小笠原諸島での急患空輸状況
小笠原諸島では、大みそかと元旦に2件の救急患者が発生、海上自衛隊航空部隊が空輸。
参考記事:1/12日付 朝雲ニュース
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東京都と長崎県の離島で大みそか、元旦急患空輸4件
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12月31日、東京・小笠原諸島の父島で40代の男性がけいれんの発作を起こし高度医療機関で治療が必要になり、都知事が空輸を要請。73航空隊硫黄島分遣隊のUH60J救難ヘリが患者を一旦硫黄島まで空輸。前進待機中の厚木基地から到着した71航空隊(岩国)所属のUS1A救難飛行艇が患者を引き継ぎ羽田に運んだ。
1月1日は東京・硫黄島東方沖約1000キロを航行中の漁船で50代の乗組員が脳梗塞の疑いがあり、第3管区海上保安本部長(横浜)が空輸を要請した。厚木から3航空隊のP3C哨戒機と71空所属のUS1Aが出動し、P3Cが付近海域の情報収集などを行う中、US1Aが着水して患者を収容、厚木まで運んだ。
母島ではダイビング中の40代の男性がパニックによる呼吸困難を起こし緊急治療が必要になり、都知事が空輸を要請。73空硫黄島分遣隊のUH60Jが硫黄島基地隊の医官を乗せ母島に飛び患者を収容。いったん硫黄島に運び、3空のP3Cが厚木に運んだ。…