国土地理院 父島VLBI観測局

国土地理院 父島VLBI観測局の紹介

国土地理院 父島VLBI
父島VLBI観測局
写真提供:国土地理院

概要

VLBI(Very Long Baseline Interferometry:超長基線電波干渉計)とは、宇宙のかなたにある電波星(準星)から放射される電波を、2ヶ所以上のアンテナで同時に受信し、その到達時刻の差を精密に計測する技術です。

この差を多くの電波源を用いて測定し、それを解析することによって、受信点相互の位置関係を求めようとするのが測地VLBIであり、国土地理院では、この技術を用いて高精度な測量を行っています。

VLBIについて

VLBI(超長基線干渉計)は、数十億光年の彼方から届く準星(クエーサー)の電波によって、数千kmから1万km離れた2点間の距離を、わずか数mmの誤差で測る測量技術です。

これまでの測量技術では、何十年も時間をかけなければ検出できなかった地球のプレート運動が、短期間に、しかも、驚くほどの高精度でできるようになりました。

これで、地球基準系の構築、プレート運動による地震予知研究、地球の温暖化がもたらす海面上昇の監視等が可能になりました。

父島VLBI観測局

父島VLBI観測局は、東京都小笠原村父島洲崎にあります。敷地内には、開口直径10.26mのパラボラアンテナと観測局舎があります。局舎の中には、バックエンド等が設置されたVLBI観測室と水素メーザ原子時計室、重力観測室等があります。

父島は地理的に見て他にはない特徴を備えています。 フィリピン海プレート上のVLBI局はこの島だけとなります。 フィリピン海プレートは本州が乗っているユーラシアプレートの下に本州沿岸で沈み込むと考えられており、その動きは日本の東海~西南日本の沿岸沿いに発生する地震の原因の1つと考えられています。

年間6cmという「非常に速い速度」で本州へ向かってゆくプレートの動きを監視する上で、父島局は非常に重要な役割を演じています。 観測は国内の他のアンテナと共同で月1回行われています。(情報提供:国土地理院)

国土地理院 父島VLBI観測局

  • 〒100-2101 東京都小笠原村父島字洲崎31
  • 完成:平成9年3月

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