南硫黄島で新種の貝発見

2007 年 7 月 27 日 カテゴリー: blogsニュース

新種の陸貝を発見=世界遺産目指す小笠原・南硫黄島で

東京都は27日、世界遺産候補の小笠原諸島・南硫黄島(小笠原村)の
現地調査で、新種の陸産貝類4種を発見したと発表した。
同島の調査は旧環境庁が1982年に行って以来25年ぶり。
調査隊長の首都大学東京大学院の加藤英寿助教は
「人の手や外来種が入らずに自然が残っており、奇跡に近い」としている。

同島は、東京都の中心部から約1300キロ南の無人島で、
調査は世界遺産の登録推薦準備の一環として6月に実施した。
発見したのはキバサナギガイ属など体長2~3ミリの陸に住む貝類で、
このほか絶滅危惧(きぐ)種の小笠原固有種クロウミツバメなども確認した。
政府は同諸島について2011年の世界遺産登録を目指している。

2007年7月27日 時事通信

関連リンク 小笠原諸島:世界遺産

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