石原都知事沖ノ鳥島視察

2005 年 4 月 28 日 カテゴリー: blogsニュース

沖ノ鳥島:
都知事が5月20日に視察 操業状況など確認

東京都の石原慎太郎知事は、28日の定例会見で、
日本最南端の沖ノ鳥島(小笠原村)を5月20日に
視察することを明らかにした。

都は今年度、同島周辺海域での漁業支援のため5億円を計上。
今回は漁場を作るため、シマアジの稚魚10万匹を放流するほか、
都が支援する小笠原島漁協による操業状況を見たり、
海洋温度差発電や漁礁設置の可能性について調査する。

中国が同島を「岩」と主張し、周辺の日本の
排他的経済水域(EEZ)を認めていないことに対し、
石原知事は「日本の経済水域であることを実証し、
余計なことを言わせないという姿勢を取っていきたい」と語った。

石原知事は、19日に海上自衛隊厚木航空基地を自衛隊の
飛行艇で出発。小笠原諸島父島からチャーターした
旅客船に乗り換え、約900キロの航程を23時間かけて
沖ノ鳥島へ向かう。同島を囲む環礁内にボートで入り、
大潮の満潮時で海面から6センチしか出ない東小島周囲の
コンクリート護岸に上陸する予定。【田中義宏】

毎日新聞 2005年4月28日

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