硫黄島慰霊巡拝にJALチャーター便

2007 年 2 月 27 日 カテゴリー: blogsニュース

硫黄島に日航チャーター便 慰霊巡拝で、日本民間機初

日航は27日、硫黄島(東京都小笠原村)で3月6日に行われる
戦死者遺族の慰霊巡拝のため、厚生労働省による
羽田-硫黄島往復のチャーター便を運航すると発表した。
同社によると、硫黄島に日本の民間航空機が運航するのは初めて。

慰霊巡拝は昨年まで年3回行われ、遺族は自衛隊の輸送機で
硫黄島に向かっていたが、遺族から
「輸送機より乗り心地の良い旅客機で行きたい」との要望が出ていた。
来年以降も続ける方針。

運航するのはMD90で、通常の乗客定員は150人だが、
硫黄島で給油できず羽田空港で往復分の燃料を満載するため、
介助者を含む遺族99人と、厚労省などのスタッフ最大10人しか
乗せられないという。

午前8時10分に羽田空港を出発し、約2時間で硫黄島に到着。
島内各地を巡拝した後、午後6時ごろに羽田空港に戻る予定。

(2007年02月27日 19時00分 共同 東京新聞

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