故・中田悟氏のCD「自然音シリーズ 海洋の島、小笠原」が売れています
小笠原が世界自然遺産に登録されてから、故・中田悟氏のCD「自然音シリーズ 海洋の島、小笠原」が売れています。
曲目
1. 父島 宮ノ浜
2. 南島付近 イルカI
3. 南島付近 イルカII
4. 父島 コペペ・ビーチ
5. 父島 中山峠付近
6. 父島 トコヨ滝付近
7. 母島 桑の木山付近
8. 父島 天ノ浦付近ガジュマルに降る雨
9. 父島 西海岸
10. 西島付近 クジラ
11. 父島 初寝浦
詳細は⇒自然音シリーズ 海洋の島、小笠原
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参考記事:2011.08.10 ZAKZAK
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圧巻“聴く世界遺産”小笠原へトリップ!
小笠原が世界自然遺産に登録され、お盆休みに観光に訪れる人もグングン増えている。だが、ネックはそのアクセスの悪さ。現状では海路のみで、東京・竹芝桟橋から、父島までの所要時間は約25時間30分。そんな折、日本で唯一の自然音収集家である故・中田悟氏が2002年に発表したCD『海洋の島、小笠原』(USMジャパン)に問い合わせが相次いでいる。
中田さんは、国内はもちろん、バリやタヒチ、ハワイ島、カリブ諸島など世界中の島の野山を歩き回り、いいスポットを見つけると、その場所の自然に溶け込むように、24時間近く座り込みじっくりと音を待った。
「CDには、板状の特殊集音機と2本のスタンドマイクを据えて録音された虫や鳥の声、風や波の音が立体状に再現されている。さながら自然音の3D体験です」(音響スタッフ)
『海洋の島、小笠原』では、中田さんの音へのこだわりを遺憾なく発揮。2週間以上滞在して音を集めた労作で、海辺のせせらぎ、雨や滝、森の音など、小笠原の自然音を完全収録する。なかでも圧巻は、音響メーカーと共同開発の水中マイクを使って録音に成功したバンドウイルカやザトウクジラの鳴き声。毎日のように沖へ船を出し、釣り糸を垂らすようにマイクを海中深くに入れ、異物を警戒するイルカやクジラに同化するよう待ち続けた成果だ。…
参考リンク:小笠原諸島のおすすめの本