11/25 硫黄島の遺骨収集 3年間集中実施
政府の特命チームは、硫黄島での戦没者遺骨収集活動を、今後3年間集中実施期間と定め、取り組みを強化していく方針を確認。
参考記事:11月25日 15時56分 NHK
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硫黄島遺骨収集 3年集中実施
太平洋戦争の末期に激戦地となった硫黄島で、戦没者の遺骨収集を進める方策を検討している政府の特命チームは、25日、野田政権発足後初めての会合を開き、向こう3年間を「集中実施期間」と定め、取り組みを強化していく方針を確認しました。
太平洋戦争の末期に激戦地となった小笠原諸島の硫黄島では、日本側だけでおよそ2万1900人が犠牲になり、戦後66年がたった今も、およそ1万2000人の遺骨が見つかっていないため、政府は去年8月、菅前総理大臣の下に特命チームを設置して調査を進めています。特命チームは25日、野田政権の発足後、初めての会合を開いて、今後の取り組みを検討し、向こう3年間を「集中実施期間」と定め、取り組みを強化していく方針を確認しました。そして、アメリカに残っている戦争に関する資料の分析を進めるとともに、硫黄島に政府の担当者を派遣し、民間業者ともに発掘調査を行うことなどを決めました。