12/22 小笠原諸島付近で中国漁船船長を漁業法違反の疑いで逮捕
横浜海上保安部は、小笠原諸島付近の沖合で日本の領海内を航行している中国漁船が立ち入り検査を拒否したため、漁船の船長を漁業法違反の疑いで逮捕。
参考記事:NHK 12月22日 8時12分
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検査拒否の中国漁船船長 逮捕
21日午後、小笠原諸島付近の沖合で日本の領海内を航行している中国漁船が見つかり、横浜海上保安部は、立ち入り検査を拒否しておよそ1時間にわたって逃走したとして、漁船の船長を漁業法違反の疑いで逮捕しました。
21日午後6時ごろ、小笠原諸島付近の日本の領海内で、中国船籍の漁船が航行しているのをパトロールをしていた横浜海上保安部の巡視船が見つけました。巡視船は、立ち入り検査を行うため漁船に停船するよう命じましたが、漁船は従わずに蛇行を繰り返しながら逃走したということです。巡視船は追跡を続け、およそ1時間後に漁船が減速したところで海上保安官が乗り込んで小笠原諸島の嫁島の南西17キロの海上で停船させ、船長の林宗勇容疑者(37)を日本の領海内での立ち入り検査を拒否した漁業法違反の疑いで逮捕しました。漁船には合わせて11人の中国籍の乗組員がいましたが、停船の際は抵抗せず、けが人もいないということです。海上保安部では、中国漁船が密漁目的で侵入したとみて、林容疑者を横浜市の海上保安部に移送して事情を聴くことにしています。