1/25 東京都硫黄島戦没者追悼式 29回目実施

2012 年 1 月 25 日 カテゴリー: ニュース

東京都は、硫黄島で戦没された方々を慰霊し、平和を願う都民の強い決意を表すことを目的として追悼式を平成24年1月25日(水曜日)に実施。戦没者の遺族など50名余りが参列。


参考記事:2012/01/25 47NEWS

硫黄島で都の戦没者追悼式 29回目、震災でずれ込む

 第2次世界大戦末期の激戦地で、約2万人の日本兵が戦死した硫黄島(東京都小笠原村)で25日、都の戦没者追悼式があり、遺族ら50人余りが故人の冥福を祈った。

 都の追悼式は1983年度から毎年行っており、今回で29回目。例年は春から夏にかけて実施しているが、2011年度は東日本大震災と硫黄島の渇水のため冬にずれ込んだ。

 激しい雨が上がった「鎮魂の丘」慰霊碑前で、板橋区の志村昭さん(47)は遺族代表として「時代が移ろうとも、大戦が残した教訓を正しく次の世代に伝え平和を守らなければならない」と哀悼の言葉を…


参考記事:2012/01/26 NHKニュース

硫黄島で戦没者追悼式


東京から南に1200キロ余り離れた小笠原諸島の硫黄島では、太平洋戦争末期の昭和20年2月から、上陸しようとしたアメリカ軍とこれを阻止しようとした日本軍との間で激しい戦闘が行われ、日米双方でおよそ2万7000人が戦死しました。東京都は昭和58年から島で追悼式を行い、29回目の今回は遺族や都の担当者などおよそ60人が自衛隊機で島に渡りました。式では、遺族を代表して祖父が戦死した板橋区の志村昭さんが、「悲惨な戦争を決して繰り返してはならないということを、初めて硫黄島に来て深く心に刻みました」と追悼のことばを述べました。参列者はこのあと、摺鉢山のふもとなど激戦の跡地を回り、花を手向けたり、手を合わせたりしていました。父親を亡くし遺骨収集などで何度も硫黄島を訪れている足立区の斎藤洋一さん(68)は「1日にコップ1杯の水だけで戦ったと聞かされているので、自分も水を控えて島に来ます。戦争の記憶を子や孫に継承するのが私たちの務めです」と…


関連リンク:
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