2/11 環境省 アホウドリのひな小笠原諸島聟島へ移送

2012 年 2 月 11 日 カテゴリー: ニュース

環境省は、絶滅が危惧されるアホウドリを保護するため、ひな15羽を生息地となっている伊豆諸島の鳥島から小笠原諸島の聟島にヘリコプターで移送したと発表。


参考記事:時事ドットコム 2012/02/11

アホウドリのひな、小笠原に移送=15羽が「引っ越し」-環境省

環境省は11日、絶滅が心配されているアホウドリを保護するため、ひな15羽を繁殖地の伊豆諸島鳥島(東京都)から小笠原諸島聟島(同)にヘリコプターで移送したと発表した。火山島の鳥島は噴火の危険があるため、南に約350キロ離れた聟島に新しい繁殖地をつくるのが目的。

参考記事:NHKニュース 2月12日 7時54分

アホウドリ保護でひな15羽移送

絶滅が心配されるアホウドリの新たな繁殖地を作るために、生息地となっている伊豆諸島の鳥島から一部のヒナを小笠原諸島に移送する取り組みが、計画の最終年となることしも行われ、15羽のヒナが移送されました。

アホウドリは、現在、およそ3000羽が生息しているとみられ、伊豆諸島の鳥島を主な繁殖地にしています。しかし、島の火山の噴火によって絶滅するおそれがあるとして、環境省と山階鳥類研究所などは、およそ350キロ離れた小笠原諸島の聟島に移して、新たな繁殖地を作る計画を4年前から進めています。

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