2/6 東京都 小笠原諸島のアホウドリのモニタリング調査

2012 年 2 月 6 日 カテゴリー: ニュース

東京都は、小笠原諸島で希少種アホウドリ類のモニタリング調査を新年度に開始。


参考記事:東京新聞 2012年2月6日

小笠原諸島 アホウドリ 継続調査へ

 アホウドリの数少ない繁殖地として知られ世界自然遺産に登録された小笠原諸島で、都は新年度、希少種アホウドリ類のモニタリング調査に乗り出す。外来種の野ヤギの駆除が進むにつれ、アホウドリの生息数が増えており、三年間継続して調査し、希少種の回復につなげる。

 小笠原諸島では、家畜として持ち込まれたヤギが野生化し、草を食べ尽くしてしまったため、アホウドリの卵を産む草地がなくなり、繁殖の適地がなくなった。都は一九九七年度からヤギの駆除を始め、聟島(むこじま)では二〇〇〇年度から四年間で九百四十頭を捕獲。駆除作業の結果、人が住む父島を除いて、一昨年までに野ヤギは絶滅した。

 ヤギがいなくなって、父島列島の兄島で固有種の植物ウラジロコムラサキが増えるなど、植生が回復。草地ができたことで、聟島列島の聟島や媒(なこうど)島でアホウドリが繁殖し、父島列島でも飛来が確認されたという。

 調査では、聟島列島を中心に、どの島に何羽が飛来し繁殖したかデータを収集する。過去には、聟島列島の嫁島で一九七九年に二十六羽いたとの記録があるのみで、今後の保全、回復策の参考にする。…

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