4/28 国連委員会 小笠原諸島の東など大陸棚の拡大認める
外務省は、国連の委員会が小笠原諸島の東などの太平洋の海域を国際法上の日本の大陸棚として認めたと発表。
参考記事:4月28日 5時13分 NHKニュース
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日本の大陸棚拡大 国連委認定
外務省は、海底の鉱物資源などを採取できる国際法上の日本の大陸棚として、小笠原諸島の東などの太平洋の海域、およそ31万平方キロメートルが国連の委員会から認められたと発表しました。
日本の大陸棚の拡大が認められたのは初めてで、外務省は、「将来、レアメタルなどの天然資源の開発が期待され、日本の海洋権益の拡充に向けて重要な一歩になる」としています。
国連海洋法条約では、原則として海岸線から200海里=およそ370キロまでの海域を、鉱物資源などを採取できる、その国の大陸棚としており、その外側についても、海底の地形や堆積岩の厚さなど一定の条件が満たされれば、大陸棚として認められます。
政府は、平成20年、それまでのおよそ405万平方キロに加え、日本の大陸棚として新たにおよそ74万平方キロを認めるよう、国連の大陸棚限界委員会に申請しました。
これについて、外務省は、委員会からこのうちおよそ31万平方キロが認められたと発表しました。…