2004年 小笠原諸島母島から日本一早い初日の出ライブ中継

小笠原諸島母島から初日の出ライブ中継・動画・映像

2004年(平成16年) 1月1日(木) 元旦 初日の出(母島)

2004年母島から初日の出の映像
2004年母島から初日の出の映像

撮影:2004年1月1日 元旦
場所:東京都小笠原村母島
提供:スタジオもののふ!

2004年は、キヤノン(株)様、ルート(株)様、(株)アイ・ブロードキャスト様、(有)ワダックス様の協賛により、キヤノン製のWebカメラのネットワークカメラVB-C10と、ルート製の無線LANシステムの無線IPルータRGW2400を使い、母島から初日の出のライブ中継をインターネットには、ワダックス社のレンタルサーバーから、携帯電話には、アイ・ブロードキャスト社のスナップ・アイ サーバーからお送りいたしました。





2004年 小笠原諸島母島から初日の出ライブ中継について

小笠原諸島は、日本国土内で東南に位置するため、一般市民が生活している場所としては、日本一早く初日の出が見られる場所となります。

(参考:海上保安庁海洋情報部)

母島からの初日の出中継時間は、2004年1月1日(元旦) 午前6時~午前7時に行いました。

初日の出時刻は、『06:18』でした。

初日の出 ライブ中継 協賛

初日の出 ライブ中継 支援

2004年初日の出ライブ中継システム図

2004年初日の出ライブ中継システム図
2004年初日の出ライブ中継システム図

システム詳細へ

2004年初日の出ライブ中継概要

2003年の衛星インターネットシステムとは異なり、2004年は、通常回線(衛星経由)のISDN回線を使用します。よって、カメラの動画は、ISDN回線速度である64kbpsがボトルネックとなり、コマ落ちの静止画像の連続写真になります。
(2004年当時、小笠原諸島では、光ファイバーや、ADSLがなく、通常はISDN回線がインターネットアクセスの最高速度になります。)

映像の公開には、一般視聴者から直接カメラにアクセスする負荷を避けるために、中継サーバを用いております。これにより、多くの方が視聴することが可能になりますが、中継サーバ安定稼動のため、アクセス数・視聴時間に制限をかけており、当日多くの方がアクセスした場合は、視聴できない方が出る可能性がありますことをご了承ください。

なお、携帯電話専用サイトもご用意しております。こちらは負荷の少ないシステムのため、多くの方がご覧になれる予定です。

また、ライブ映像とは別に、録画したものをオンデマンド映像として用意しますので、ライブ映像を見られなかった方は、代わりにオンデマンド映像をお楽しみいただければ幸いです。

2004年初日の出ライブ中継システム機器紹介

ネットワークカメラ VB-C10

ネットワークカメラ VB-C10
ネットワークカメラ VB-C10

カメラと映像配信サーバー機能が一体化したため、これ一台でインターネットへの映像配信が可能になります。

光学16倍ズームレンズと、遠隔カメラ制御機能を使い、小笠原に来ることなく、クジラやイルカのライブ観測ができるよう準備もしております。


無線IPルータ RGW2400

無線IPルータRGW2400
無線IPルータ RGW2400

屋外型の長距離無線LANシステムとして、街角無線インターネットサービスなどを実現してきた無線IPルータ。

2.4GHz、11Mbpsの高速、高信頼性設計であり、『IPv6』もサポート。導入に無線局免許が不要であることも魅力。


携帯電話配信システム スナップ・アイ サーバー

スナップ・アイ サーバー
スナップ・アイ サーバー

インターネットに接続可能な携帯電話(i-mode等)にリアルタイムで映像配信可能なシステム。

カメラへの負担が少ない為、小笠原のようなISDNなどの低速回線でも十分対応可能。


レンタルサーバー WADAX

レンタルサーバー WADAX
レンタルサーバー WADAX

C&W IDC社のデータセンターにサーバーを置く、レンタルサーバー。24時間365日サポート、16Gbps国内高速バックボーンに直結。

ライブ中継のイベントなど短期での専用サーバーのレンタルも可。

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2003年 初日の出(母島)

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