2/5 小笠原諸島の定期船で生態系保護のため靴底調査

2012 年 2 月 5 日 カテゴリー: ニュース

東京都は、小笠原諸島の生態系に影響を与える外来種が持ち込まれる現状を調べるため、小笠原諸島に向かう定期船に乗る際、靴底調査分析を開始。


参考記事:NHKニュース 2月5日 14時5分

小笠原 生態系保護へ靴底調査

東京都は、世界自然遺産に登録された小笠原諸島に、島固有の動植物の生態系に影響を与える外来種が持ち込まれる現状を調べようと、観光客などが小笠原諸島に向かう定期船に乗る際、靴底に付いている生物や植物の種などを収集して分析する取り組みを始めることになりました。

…島固有の貴重な動植物の生態系に影響を与える外来種の生物や植物の種が、観光客の靴底などに付いた状態で持ち込まれるのではないかと懸念されています。このため東京都は、ことし4月から東京と小笠原諸島の父島を結ぶ定期船で、観光客の靴底を消毒する対策を始めます。それに先だって都は、これまでどのような生物や植物の種が小笠原諸島に持ち込まれていたのかを詳しく把握できていなかったとして、東京港の竹芝ふ頭の乗船口で乗客の靴底に付いた土など集め、分析する取り組みを始めることになりました。この取り組みは来月末までに5回前後行われ、生物や植物の種の種類を特定するなどしたうえで、靴底の効果的な消毒方法を検討すること…

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