8/3 台風10号発生、熱帯低気圧も台風に変わる可能性で小笠原諸島沿岸に波も

2011 年 8 月 3 日 カテゴリー: ニュース

8/3 気象庁によると、小笠原諸島の北東の海上で発生した熱帯低気圧が、台風に変わる可能性があるとのこと。また台風10号も日本のはるか南東の海上で発生。


参考記事:8月3日 16時55分 NHKニュース

日本の南東で台風10号発生

3日午後、日本のはるか南東の海上で台風10号が発生し、小笠原諸島の北東の海上では別の熱帯低気圧が発生し、台風に変わる可能性があります。一方、沖縄県の大東島地方は非常に強い台風9号の暴風域に入り、気象庁は、暴風や高波に警戒するよう呼びかけています。

気象庁の観測によりますと、3日午後3時、日本のはるか南東のウェーク島近海で、熱帯低気圧が台風10号に変わりました。▽中心の気圧は1000ヘクトパスカル、▽中心付近の最大風速は18メートル、▽最大瞬間風速は25メートルで、▽中心の北側240キロ以内と南側170キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。台風は1時間に25キロの速さで西へ進んでいます。一方、小笠原諸島の父島の北東の海上では3日午前、熱帯低気圧が発生しました。午後3時の観測では、▽中心の気圧は1008ヘクトパスカル、▽中心付近の最大風速は15メートルで、1時間に20キロの速さで北西へ進んでいます。低気圧は、これから4日にかけて発達しながら小笠原諸島の北の海上へ進んで台風に変わる可能性があり、その後、北上して伊豆諸島に近づくおそれがあります。小笠原諸島や伊豆諸島の沿岸では日にかけて波やうねりが次第に高くなる見込みです。気象庁は、今後の台風など情報に注意するよう呼びかけています。

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